備忘録

ただのオタクの記憶

ドリフェス!!!!!!との備忘録

2015年……これが私と「ドリフェス!!!!!!」との出会いの年である。

 

 

 

 

その年に発売された、電撃Girls Style(通称:ガルスタ)10月号の「秋のとれたて 新作10連発」という特集に「ドリフェス!!!!!!」はいたのだ。

(※この特集で組まれていた作品は他に

「夢色キャスト」「バンドやろうぜ」「B-project」などがあって、今思うとめっちゃやばい(やばい))

そんな中、初めてデザインを見た私の第一印象は

 

 

「なんかものすごく濃ゆいのがきた」

 

だった。まぁそれもそうだろう、秋赤音さんのイラストだったからな、仕方ない。

その時正直「この絵のままで、ほんとにヒットするんだろうか」とか思ってたけど、次のページを開いたら現在のキャラデザの絵が出てきたからとんだ杞憂だった……

 

 

 

と思った、次の号にキャストが発表……

 

「声優が誰一人分からない」

 

ほんとに分からなかったので、すぐに検索して全員アミューズの俳優さんだという事に気づいて、めちゃくちゃ挑戦にしにきたコンテンツだ!!!!!!!!!!とも思ったし、何より制作陣がアイカツのスタッフさんという情報もあったので、これはもしかしてすごい作品になるのでは……?とも思った。

とりあえず頭の片隅に記憶しておこう、その時はそこで終わった。

 

 

 

そしてだいぶ経って、気がついたらアプリが配信されていた。初めてプレイした感想は、「オシャ〇魔女ラ〇andベリー」。

全身1つ1つ洋服のカードがあり、組み合わせてコーデバトルをする様はまさしくあの「オ〇ャレ魔女ラブand〇リー」を彷彿とさせたので、周りの同世代でヒットするであろう友人達にめちゃくちゃ勧めた。

面白がってはくれたけど、実際にやってくれた人はいなかったという儚い現実付きである。

 

また同じくらいの時に、ドリカが本当にカードになって販売されるとの事で、アニメやゲームに実際に出てくる玩具が好きな人間だったのでそれはそれはもう楽しみで仕方なかった。

実際に回してカードを手に取る事ができたときの高揚はほんとハンパねぇ気持ちよさ!!!最高超えてやがる!!!!!!!!!!!!!

その後も玩具店でバイトをしている友人に入荷するかどうか聞いたり、予約を考えたりしてウキウキしていたのも束の間

 

 

発売中止

 

 

まじかよ、なんでだよ、意味がわからないよ。ガチャガチャして引けるカードは発売してるのに、バインダーまで発売中止とかほんと意味わからん。

※リアルカードに記載されているQRコードを読み取って、アプリにも実装するシステムが林檎の審査に引っかかったらしい。

 

その後、URの排出率が見直されたり、KUROFUNEに期待しつつも、いつまでも実装がいつなのか発表されないまま私が一旦アプリを消したりなんだりした。

URの排出率が変わってURが出た時はまじで嬉しかった。出たURはチヅのタータンパレードだった気がする。

 

 

 

どのくらい間が空いたかは定かではないが、またもや気がついたらアニメが始まってた。

1話を見た時の衝撃は本当に忘れられない。

「私もこの子達にエールを送りたい!!」

幸いバックアップはとっていたので、すぐにアプリを復活させることは出来た。

するとKUROFUNEが実装されていた、二重の衝撃である。

 

アニメを毎週1話、毎週1話と見る度に本当に本当に楽しくて嬉しくて、それだけでなく悲しくて辛くて、それらをひっくるめて最高のストーリーだった。贔屓目なしに最高だった……。

 

 

2期が始まる前の間、初のファーストアルバムが発売され、ここでようやく「SAKURA LETTER」が音源として収録される事になった時は生きてて良かったーーー!!!!!!とさえ思った。

ぶっちゃけアプリを消す前は、「SAKURA LETTER」が聴けるからっていう理由で消してなかった。

 

そしてここで開催されたのは「全国行脚」。

前回の石原壮馬くんが行く行脚は、福岡天神の回に行くか行かないか迷って行かなかった事を猛烈に悔いてたので、絶対行くしかねーー!!!!!という気持ちでいた。

気持ちでいたので、開催店舗でも大々的に告知されるかと思っていたら某スケートアニメのオンリーショップの時期とも重なっていたので、そっちの宣伝ばかりでめちゃくちゃ歯ぎしりしたのはまだ記憶に新しい。

どこの店舗でもほぼ整理券配布終了している中、全然開催や配布について宣伝してくれてなかったので配布状況が掴めず手探りで予約しに行ったらまだ残っててまた歯ぎしり。

 

そんなこんなで、全国行脚の日。

私が参加したのは、富田さん、太田さん、正木くんの3人が来てくれた時。

やばかった。もうその一言に尽きる。

富田さんは面白いし、太田さんは顔が綺麗すぎたし、正木くんには握手で心を奪われた。

握手で心奪われる事があるんだと、生身で体験した瞬間だった。

 

 

話は変わって、2期。

2期のキービジュアルがあまりにも「劇場版 ドリフェス!!!!!!」すぎて、映画化かと本気で思ってしまった。

新しいユニット、DCDのユニット……そういえばDCDの話してなかった……。 

 

DCDはとりあえず、プレイして及川慎くんのカードは全部引いた。ありえないほどの紙詰まりは全国のゲーセンの店員さんを阿鼻叫喚させたに違いない。

サインカードは出なかった。

 

話は戻って、2期。

KUROFUNEってすごいや、なんだこれ何を見せられているんだろう。

 

シンメやばい。

私の人生で「シンメ」という単語を発する日がくるとは思ってもなかったので、素直にやばい。

ダブマス、やばい。

 

三貴士のEDほんとにすごすぎて、アプリでグロスト衣装のカードが登場した時は即座に経済を回しにかかった。かっこよかった〜〜〜〜〜〜〜(大の字)

 

 

そしてそして初めてのツアーライブ「ユメノコドウ」!!!!!!!!

おいおい、福岡、しかも北九州でやってくれるとか最高じゃん絶対行くわ……そんな気持ちで行ったライブ本当に最高超えてた!!!

 

物販の牛歩具合とかがどうでも良くなるくらい本当にすごいものを見せてくれた。インフルが流行ってたので、どうかライブまでは体調崩しませんようにってお願いしただけはあって、ライブの翌日にインフルにかかった時は笑うしかなかったけど本当に本当にすごかった。

 

全世界に愛し愛されてほしいコンテンツだと心の底から、心底思った。

 

そう心底思った。

 

北九州公演を経て私の心は、次は絶対満席にしてすごい景色を見せてあげたい。

私も私達も頑張る、導く導かせてくれるとそう思ってた。

 

そう思っていた心は、昨日の昼、そして夜に輝く流れ星として流れた。

 

応援は義務ではない、みんなの自発的な支えだと思ってる。

ただコンテンツとして、支えたとしても永久ではないと改めて痛感した。

 

私が好きなゲームの余命を告げられたのは2度目だった。

スクショは残っても動く姿、オリジナルボイス、映像、新しいものは降りてこない。

分かってるからこそ、悔しくてやるせない。

 

もっともっともっとやる事、できる事はあったはずなのに。

そういう想いは私達ファンだけでなく、もちろんキャストさんやスタッフさんにもあるとは思う。

 

 

この世は残酷だけれど、

天宮奏くんから笑顔の花を貰い

及川慎くんの真っ直ぐさ懸命さに惹かれ

佐々木純哉くんの夢を諦めない心•ひたむきな努力

片桐いつきくんの己への真摯さ•心遣い

沢村千弦くんのハッピーな笑顔•優しさ

 

 

一生忘れない宝物になった事を私は誇りに思う。